特殊ながんになったら

サイバーナイフ

人間の体のあらゆる細胞に、がんはできます。
骨、血液など特殊な治療を要するがん治療の中でも、脳腫瘍といった、脳のがん治療はとても難しい特殊なものとなります。
脳はよく絹ごし豆腐に例えられるように、とても柔らかく、血管や神経が網目上に張り巡らされている臓器です。
脳にたどり着くまでも、頭蓋骨、クモ膜や髄膜という脳を覆うものが大変多く、どれを傷つけてしまっても後遺症が残るため、脳の外科治療には経験と技術が要ります。

最先端の放射線治療
ガンマナイフやサイバーナイフというものは、外科治療のように頭を切開して骨を切らずとも脳のがん治療ができる、最先端の放射線治療となっています。
ガンマナイフは脳の骨の一部に金具をつけて、動きやすい頭を固定しながら、数日間に渡って放射線を集中照射し、腫瘍をやっつける治療方法となっています。
こちらの治療方法は骨の金具によって、数日間の日常生活の制限が必要となりますが、サイバーナイフにはこの固定が必要ないため、より体に負担の少ないものとなります。

効率的にがんを治療

がん治療中患者と男性

サイバーナイフのがん治療のメリットは、体の負担が少ないだけでなく、より大きな脳のがんを治療できることや、脳の周りの耳の神経などにできたがんを治療できることです。
ガンマナイフよりも大きな範囲で、しかも放射線をより集中的に照射できるため、大きながんや、体の奥にある神経にできてしまったがんなども、外科手術などで切ることなく、しかも効果的に治療することが出来ます。
どちらの治療方法も総合病院の脳神経外科や専門の治療センターで行っています。

がんになった場合
がんは2人に1人発症するという時代になりました。
治療法も年々進化しています。
外科的手術のほかに、抗がん剤や放射線治療など様々な治療法が確立しています。
現在ではがん治療は手術をしなくても治療できるようになりました。
放射線治療のガンマナイフやサイバーナイフによるがん治療もその一つです。
ガンマナイフは1968年からの歴史がありますが、治療できる範囲が頭部と限定的です。
しかし、サイバーナイフは頭部の他内臓のがんにも治療が可能です。
そのため、医師ががんの種類などを考えて治療方法を選んでいます。

ガンマナイフ治療

頭にバンダナを巻く女性

ガンマナイフはスエーデンで開発された脳腫瘍などの脳疾患を治療するための定位放射線治療装置です。
頭囲測定などのために、頭部を固定するためのフレームとつけて、CT検査などで画像を撮ります。
画像などの情報をコンピュータに入力して、治療計画を立てます。
入院は一般的に2泊3日で治療は1日のみです。
1回の治療時間は大体3時間くらいで、頭部にフレームをつけて行います。
麻酔の必要もないので患者への負担が少ない治療です。
それぞれ対応する疾患があり、

サイバーナイフ治療
サイバーナイフはアメリカで開発された、最先端画像技術と産業ロボットと最先端ミサイル技術を応用し、高精度な定位放射線治療装置です。
CTやMRI検査などで画像を撮影します。
その際に、身体が動かないように固定器具を作成します。
画像をサイバーナイフのコンピュータで解析して放射線を当てる場所や量を決めていきます。
1日の治療はコンピュータ制御で行われ30分から1時間くらいです。
麻酔の必要もありません。
治療計画によって通院回数が決まります。
外来での治療なので入院の必要もありません。

アーカイブ
カレンダー
2014年12月
« 6月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031